九州を飛び出して本州へ行くことも増えたASUKAです。
ところが、今までの記事を確認して気づきました。
温泉記事より旅行記事の方が多い!
お忘れかもしれませんが、ASUKAちゃんは温泉資格を持つれっきとした専門家です。
確かにここ最近はどこかへ行きたいという人が増え、旅行記事が人気あります
ですが、やっぱり温泉について書かないと専門家とは言えませんよね。
ということで、本記事では広島県にある【湯の山温泉】を訪問した際の体験レポートについて書かせていただきます。
広島県に在住の人はもちろん、旅行先として考えている方も、本記事を参考にしていただけたら幸いです。
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【湯の山温泉館】基本情報
最初に【湯の山温泉】の基本情報について書かせていただきます。
正確に言うと、【湯の山温泉館】という共同浴場のみを訪問しましたので、その場所の情報になります。
目次の部分からGoogleマップの場所へ移動できるようになっていますので、地図が必要な時などにご利用くださいね。
ちなみに【湯の山温泉】自体は、養老2年(718年)に浄薫和尚が薬師如来のお告げにより発見されたと言われています。
・住所:〒738-0601 広島県広島市佐伯区湯来町大字和田471 ・電話番号:0829-83-0802 ・営業時間:9:00~21:00 ・定休日:不定休 ・入浴料 大人(12歳以上) 1回380円 1日730円 子供(4歳以上12歳未満) 1回150円 1日400円 ・回数券 11枚綴り 3850円 ・駐車場:近隣にあり(無料) |
【湯の山温泉】の周辺は山々に囲まれており、きれいな景色を堪能できます。
温泉でのんびりした後は、歴史を感じつつ【湯の山温泉】や周辺を散策してみるのも悪くないですよ。
【湯の山温泉館】Googleマップ
【湯の山温泉館】を訪問!
秘湯の名に恥じない源泉かけ流し
実は【湯の山温泉館】は、神社の参拝ルートの途中にあります。
同行いただいたアーティストさんの助言もあり、先に神社に参拝して汗をかき、そのあとに訪問することにしました。
参拝散策の体験レポートは、次章で書かせていただきます。
本章では、【湯の山温泉館】の訪問レポートについて書かせていただきます。
年季が入っている建物内に、まだ見ぬ温泉が湧いていると思うと、それだけでワクワクします。
扉を開けて、受付で入浴料を支払います。
共同浴場なので、石鹸やシャンプーが必要かと思い車まで取りに行きましたが、きちんと設置されていましたのでタオルのみで大丈夫でした。
そのタオルも忘れてたから、取りに来たよね。
結構な階段や坂道でしたので、いい汗をかきました(笑)
湯舟は内風呂と、うたせ湯のみの露天風呂です。
内風呂は加温していますが、それ以外は源泉そのものです。
露天風呂のうたせ湯は、源泉かけ流しです。
ちょっと待って!
内湯が加温しているってことは、うたせ湯はもしかして?
ご明察!
源泉温度は低いので、ぬるいのと冷たいのの中間くらいの温度でした。
ちなみに【湯の山温泉館】の温泉成分は下記のとおりです。
・源泉名:湯の山温泉 ・泉質:単純弱放射能泉(低張性・アルカリ性・低鉱泉) ・源泉温度:23.5℃(気温9.0℃) ・PH:9.0 ・ラドン含有量:17マッヘ単位/kg |
弱放射能泉は8.25~50マッヘ単位で、それ以上が放射能泉とされています。
温泉成分分析書によっては、キュリー単位で記載している場合もあります。
その場合は、×の前の数字が30以上であれば放射能泉になります。
こういう温泉の込み入った話をするときのASUKAちゃんは、本当に専門家っぽい!(笑)
話が専門的になりましたが、【湯の山温泉館】の温泉は熱いのと冷たいのがありますので、温冷交互浴もできますよ。
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【湯の山温泉】を散策!
坂道と階段で良い汗がかける
温泉について先に説明しましたので、本章では【湯の山温泉】の散策レポートについて書かせていただきます。
【湯の山温泉】には、無料の駐車場があります。
駐車場からすぐに温泉街になります。
最初は登りの坂道です。
道の途中に足湯があります。
この足湯は料金箱にお金を入れるシステムですが、ドクターフイッシュを体験することができます。
温泉地にあるポストは、四角いものより昔ながらのものが多いです。
四角いポストは、温泉成分ですぐに錆びてしまうからです。
昔ながらのポストも錆びますが、四角いものより長持ちします。
坂道が終わると、ちょこちょことお店が並び、神社へ向かう階段になります。
この途中に【湯山温泉館】があります。
神社の赤い鳥居が2つあります。
右手側から参拝するのが順路になっています。
急な階段を1段づつ登っていきます。
この日は天気が良かったので、すぐに汗が出ました。
神社らしく、いろいろな神様が祀られています。
そういえば、不動明王は仏様だったような気もしますが気にせず進みます。
階段はまだまだ続きます。
一息入れた先に、赤い屋根が見えてきました、
赤い祠は稲荷神社です。
そういえば、稲荷神社は鳥居も赤いですね。
さらに先に進むと、小さな祠もありました。
たくさんの神様がいらっしいますから、かなりのパワースポットですね。
温泉が湧いているので、十分すぎるくらいのパワースポットでもありますが。
一番上に神社の本殿と拝殿がありました。
縁結びのご利益があるそうですので、きちんとお参りしておきます。
拝殿の少し下に、古めかしい建物がありました。
帰りのルートですので、立ち寄ってみました。
建物内は立ち入り禁止ですが、覗いてみたところ、湯舟があり源泉がかけ流されていました。
昔の湯治場があった場所のようです。
入浴できないのが残念ですが、こういう歴史あるものはきちんと残しておいてほしいですね。
でもぜいたくを言うなら、入浴してみたいです。
こういう場所で湯治すれば、どんな病気にも効果が期待できそうです。
今流行りのあれも、一気に収束するのではと思わずにいられません。
良い汗をかいたので、【湯の山温泉館】でサッパリとしました。
体を動かした後の温泉は、本当に最高ですね。
温泉を堪能した後は、再び階段と坂道です。
下りですので、汗はあまり出ません。
そんな時に源泉タンクらしきものがあれば、気になりますよね。
うんうん。
確かに気になる。
温泉人限定かもだけど(笑)
【湯の山温泉】について書かれた看板がありました。
歴史ある温泉地は、ぶらぶらと歩くだけでも情緒があります。
良い温泉地は地元の人が行かないことも多い!
気が付かない場所に名湯がある
いかがでしたか。
【湯の山温泉】の訪問体験レポートについて、書かせていただきました。
実はこの後、桜の時期にはきれいだろうなという場所にお好み焼き屋さんがあり、店主は地元の方でした。
聞いた話によると、【湯の山温泉】は良い温泉なのに、地元の方はあまり訪問されないとのことです。
そういえば、温泉地に住む人はあまり温泉に行かないという話も時々聞きます。
せっかく近くに温泉があるのですから、行けばよいのにと個人的には思います。
好みは人それぞれなので、一概に言えないのが残念です。
温泉記事ということもあり、専門的な内容についても書かせていただきました。
ほんの少しでも、温泉について興味を持っていただけたら幸いです。
それでは、「広島県の秘湯【湯の山温泉】!歴史を感じる静かな温泉地」の記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
では、また次回の記事でお会いしましょう。