島根県の温泉とあまり縁がないASUKAです。
実は以前、電車で島根県まで温泉巡りに行きましたが時間の都合や定休日が重なり、あまり巡ることができませんでした。
先日、岡山県や鳥取県に行ったついでに島根県を訪問しましたが、渋滞に巻き込まれてしまったため素通りを覚悟しました。
ナビを山口県にセットした際に、看板を見つけて訪問した温泉地が【有福温泉】です。
偶然たまたまの訪問だったこともあり、下調べは全くしていませんでした。
しかし、【有福温泉】で温泉に入浴し、ぶらぶらと温泉街を歩いていると、情緒がある場所だと感じました。
本記事では、【有福温泉】を訪問した際の体験レポートについて書かせていただきます。
【有福温泉】を訪問したい人はもちろん、どんな場所か知りたいという方の参考になれば幸いです。
島根の【有福温泉】について説明
最初に【有福温泉】がどのような温泉地かについて説明します。
【有福温泉】の歴史は古く、なんと聖徳太子の時代にまで遡ります。
西遊記のゴールで知られる天竺からやってきた、法道仙人という方が見つけたとされています。
温泉に入浴して、幸せな気分になる人は多いですよね。
幸せを「福が来る」と言うことありませんか?
温泉地なので、福がそこに有る。
だから【有福温泉】という名前になりました。
(諸説あります)
【有福温泉】の泉質について説明
温泉地に着いたら、その場所の泉質が気になりませんか?
あまり気にしないという人も多いですが、本章では【有福温泉】について説明していますので、泉質についても書かせていただきます。
こちらの泉質説明と【有福温泉】のGoogleマップは、本記事の目次欄からも移動できます。
用途に合わせてご利用くださいね。
〇源泉名:有福温泉 〇泉質:アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉) 〇温度:42.5℃ 〇効能: 適応症:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・健康増進 禁忌症:急性疾患(特に熱のある場合)・活動性の結核・進行した悪性腫瘍・重い心臓病・呼吸不全・腎不全・出血性疾患・高度の貧血・その他一般に病勢進行中の疾患 |
アルカリ性の温泉と言えば、トロトロ感のある肌触りが特徴です。
【有福温泉】も、かけ湯の段階でわかるくらいトロトロ感がありましたよ。
(個人の感想です)
参考資料:江津市観光サイト
【有福温泉】Googleマップ
<スポンサーリンク>
高解像度の写真素材なら【写真AC】島根の【有福温泉】には外湯がある!
3ヶ所の公衆浴場について説明
【有福温泉】には旅館が立ち並んでいますが、外湯と呼ばれる公衆浴場が3つあります。
公衆浴場なので、タオルや石鹸は持ち込まなければいけませんが、格安料金で温泉を楽しむことができます。
ちなみに【有福温泉】は、温泉を1ヶ所に集めて配湯する方式をとっています。
温泉そのものはすべて同じなので、1ヶ所の外湯のみ訪問しました。
建物の外観などはそれぞれ違いますので、気になった公衆浴場を選んでゆっくりと入浴することをおすすめします。
【やよい湯】
そういうわけで、私が【有福温泉】で入浴したのは【やよい湯】のみです。
他の2つは外観と基本情報のみを紹介させていただきます。
入浴訪問した【やよい湯】は、共同駐車場からすぐ近くにあります。
【やよい湯】は、こじんまりとした湯舟が1つのみのシンプルな造りでした。
受付の料金箱にお金を払い、階段を降りた場所に脱衣所があるだけです。
しかし、湯舟に注がれている温泉はトロトロ感があり、湯上りもポカポカとした感触が残りました。
・料金: 大人(中学生以上)400円 小人(小学生)200円 ・営業時間:10:00~21:00(最終受付 20:30) ・定休日:毎週金曜日 |
【皐月湯】
位置的に【やよい湯】が一番下にあり、階段を登る途中にある公衆浴場が【皐月湯】です。
玄関では、地元の方が何か会話をしていましたので、入浴せずに階段をさらに登りました。
・料金: 大人(中学生以上)400円 小人(小学生)200円 ・営業時間: 10:00~21:00 火曜日 7:00~21:00(最終受付 20:30) ・定休日:毎週木曜日 |
【御前湯】
【有福温泉】内の階段をさらに登った場所にあるのが【御前湯】です。
建物の造りは一番立派で、歴史を感じさせられました。
観光スポットにもなっているようで、外から見た靴の感じでは入浴しているお客様が一番多かったです。
・料金: 大人(中学生以上)400円 小人(小学生)200円 家族風呂1200円(60分) ・営業時間:7:00~21:00(最終受付 20:30) ・定休日:毎週火曜日 |
島根の【有福温泉】を散策しよう!
気になった場所をチェック
【有福温泉】は、無料の共同駐車場がありますが、公衆浴場を利用することが前提条件となっています。
もちろん、3つの公衆浴場に入浴することも可能ですが、前述の通り源泉を集めて配湯しているため、はしご湯をする気が起きませんでした。
しかし、せっかくの温泉街ですので、散策をしてみることにしました。
基本的に【有福温泉】は、階段を上に登っていく温泉地でした。
もちろん、道は階段と直線だけではなく分岐もしていました。
階段がひと段落ついた場所に、手湯がありました。
もちろん、手を浸けてみました。
トロトロ感は湯舟と全く変わりません。
飲泉ができませんでしたので、しばらく手を浸けてゆったりとしていました。
完全に自己責任になりますが、味見もしてみました。
ちょっぴり塩味と苦みを感じました。
温泉地に祀られているのは、ほぼ薬師如来様です。
薬壺を持っている姿が印象的です。
薬師如来様が祀られている薬師堂への看板がありましたので、行ってみることにしました。
薬師堂の説明文がありました。
説明看板からも年季が感じられます。
温泉成分で変色した可能性もありますね(笑)
薬師堂へは階段を登ります。
既にかなりの階段を登ってきた気がしますが、もう少し頑張ります。
階段の先に立派な薬師堂がありました。
温泉に関しては、かなりお世話になっている薬師如来様ですので、きちんとお参りしておきます。
薬師堂を参拝した後は、階段を降ります。
途中、旅館が立ち並ぶ温泉街らしい場所もありました。
本当に【有福温泉】は、階段を登って降りると言った感じでした。
かなり汗をかいたので、ひと風呂浴びても良かったのですが、他の温泉地が気になっていたので【有福温泉】を出発することにしました。
川が流れていると、温泉排水が混ざっていないか気になります。
どこからか下に行けないか探してみましたが、残念ながらありませんでした。
ASUKAちゃんは、温泉に関して本当に探究心あるよね。
温泉地を訪問する際は営業時間も確認!
到着しても入浴できないとかなり辛い
いかがでしたか。
【有福温泉】を訪問した際の体験レポートと、温泉の泉質などについて説明させていただきました。
本記事の【有福温泉】は、時間をあまり気にせずに訪問しましたが、公衆浴場が営業している時間でしたので無事に入浴できました。
しかし、別の温泉地や温泉施設では、営業時間前や定休日などと重なったため、訪問したのに入浴できない場所もありました。
そうなると、せっかく来たのにと悲しい気持ちになってしまいます。
温泉地や温泉施設を訪問する際は、事前に営業時間や定休日を調べておくことをおすすめします。
皆様の温泉巡りに、本記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは、「島根の【有福温泉】を訪問! 静かな温泉街を散策」の記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。
<スポンサーリンク>