自分以外の人が数日前に入浴した温泉が、匂いでわかってしまうことがあるASUKAです。
ほぼ毎日、どこかの温泉に入浴する生活があたり前になり、入浴しない日はボーッとしてしまうことも多いです。
先日、車中泊で岡山県を訪問させていただきました。
その際に【湯原温泉】の砂湯に入浴しました。
しかし、【湯原温泉】は【湯原温泉郷】と言われるほど、いくつかの温泉地が集まってできています。
本記事で紹介する【真賀温泉】は、【湯原温泉郷】の1つです。
かなりこじんまりとした温泉地のため、知らないという人も多いです。
本記事では、秘湯の名に恥じない【真賀温泉】について、温泉の専門家でもある私の目線で書かせていただきます。
どこか温泉旅行をしたいと考えている方は、秘湯感あふれる【真賀温泉】を候補に入れてみませんか。
【真賀温泉】基本情報
最初に【真賀温泉】の基本情報について書かせていただきます。
Googleマップは、【真賀温泉館】という共同浴場になっています。
本記事で入浴した場所が【真賀温泉館】でしたので、そのようにしています。
実際は、駐車場から少し階段を登らなければいけません。
そのあたりは、後程体験レポートで書かせていただきます。
また、Googleマップへは、本記事の目次欄から移動できます。
スマホなどで地図を見たくなった際、ご利用いただけたら幸いです。
・住所:〒717-0416 岡山県真庭市仲間180 ・お問合せ:0867-62-2953 ・営業時間:8:00~21:00(最終受付20:10) ・定休日:火曜日(新型コロナウイルスの影響による臨時休業期間あり) ・入浴料: 普通湯 大人150円 子供100円 幕湯 大人250円 子供150円 貸切湯(3人まで)1000円 ・駐車場:あり ・参考資料:真賀観光局公式サイト「真賀温泉館」 |
【真賀温泉 幕湯】は、混浴のお風呂です。
しかも、狭くて湯あみ着や巻きタオルを許可されていません。
普通浴と幕湯は料金が違います。
混浴が無理な人は、事前に番台で確認してくださいね。
【真賀温泉館】Googleマップ
【真賀温泉】温泉レポート!
泉質や入浴感についても説明
【真賀温泉】の泉質は下記の通りです。
・源泉名:真賀温泉 ・泉質:アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・温泉) ・PH9.4 ・源泉温度:39.5℃(気温29.0℃) ・湧出量:205L/min 自然湧出 〇適応症: 筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ・変形性関節症・腰痛症・神経痛・五十肩・打撲・捻挫などの慢性期)運動麻痺における筋肉のこわばり・冷え性・抹消循環障害・胃腸機能の低下(胃がもたれる・腸にガスがたまるなど)軽症高血圧・耐糖能異常(糖尿病)・軽い高コレステロール血症・軽い喘息又は肺気腫・痔の痛み・自律神経不安定症・ストレスによる諸症状(睡眠障害・うつ病など)病後回復期・疲労回復・健康増進 〇禁忌症 病気の活動期(熱のあるときなど)活動性の結核・進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合・少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気・むくみのあるような重い腎臓の病気・消化管出血・目に見える出血があるとき・慢性病気の急性増悪期 |
【真賀温泉】の湯舟を見て最初に驚くのが、温泉の色です。
クリアですが、やや青みがかって見えました。
次に驚いたのが、通常の温泉にある源泉のかけ流し口がなかったことです。
湯船に立てている筒は、湯舟から温泉が溢れないようにしているものだとわかりました。
しかし、肝心の温泉がどこからもかけ流されていませんでした。
まあ…。
前章でも【真賀温泉】は床下湧出って言ってるから、いまさらだと思うけど。
そう思うのは普通の人です。
温泉の専門家になると湯舟に顔を浸けて、どの辺りから源泉が出ているのかをチェックさせていただきました。
そこまで調べる人は普通いませんよ!(笑)
源泉の流れは、顔をしばらく浸けてみて、ようやくわかりました。
数か所ですが、確かに源泉の流れを感じました。
【真賀温泉】は、源泉温度がややぬるめです。
しかし、じっくりと入浴していると、だんだん体が温まってきます。
浴後は川を眺めながら、クールダウンすることも可能です。
この日は、土曜日ということもあり、入浴客が結構多かったです。
あれよあれよという間に浴室がいっぱいになりましたので、予定よりも早く退散しました。
今度行くときは、人が少ない平日が狙い目ですね。
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【真賀温泉】散策レポート
駐車場から階段を登る温泉地
【真賀温泉】の駐車場は、入口ゲートの所は数台分の狭さです。
河川敷の方は20台ほど駐車できるスペースがあります。
駐車場から入口ゲートをくぐり、階段を登っていきます。
階段は狭めですが、【真賀温泉館】の案内板などもあり、石垣がある雰囲気は既に温泉街です。
見落としてしまうような小さな看板があると、ワクワクしてきます。
もう少し階段を登れば、温泉とご対面です。
温泉地に行くと、たいてい源泉タンクか源泉塔があります。
古めかしい建物でしたが、源泉塔はいまだに現役だと思われます。
階段をさらに登ると、温泉がたれ流しになっている場所がありました。
触ってみましたが、かなりぬるめでした。
おそらく排水だと思われます。
普通の人だったら見て楽しむものなのに、やっぱり触りに行くのがASUKAちゃんなのね(笑)
条件反射というやつですね。
以前、流れている温泉を触ろうとして、溝にハマったこともあります。
流れている温泉に触る際には、周辺状況をきちんと確認してくださいね。
【真賀温泉】には、お食事や喫茶ができる場所もあります。
温泉宿もありますので、温泉地の定義にあてはまりますね。
1軒でも温泉宿があれば、そこは温泉地になるんですよ。
【真賀温泉館】のすぐ隣に、温泉地ではお馴染みの薬師堂がありました。
薬壺を持った薬師如来様が祀られています。
実は、薬壺の中身は温泉ではないかという論議が、温泉マニアの間で行われているとかいないとか。
個人的に、薬壺の中身が温泉だと良いなと思っています。
仏像なので確かめようがありませんが(笑)
【真賀温泉】だけではない!
岡山県の県北には名湯がそろっている
いかがでしたか。
岡山県の【真賀温泉】について書かせていただきました。
【真賀温泉】は【湯原温泉】と同じ日に訪問しましたので、Hさんは駐車場でお休みしていました。
駐車場で寝てる間にいろんなとこ行ってたのね…。
岡山県の温泉を案内してくださった友達には本当に感謝です。
特に岡山県の県北には、名湯がそろっており、今回の遠征で行けなかった場所も多いです。
また岡山県を訪問した際には、まだ見ぬ温泉地を訪問できたら良いなと考えています。
もちろん訪問後は、記事として皆様に発信させていただきますので、読んでいただけたら幸いです。
それでは、「岡山県の秘湯【真賀温泉】! 床下から注がれる源泉が嬉しい」の記事をここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。