大分県内は近場だという意識があるASUKAです。
大分県には国東半島と呼ばれる場所があります。
地図で見ると、ぽっこりと海に突き出しているようにも見えます。
かつて国東半島は、中央にある両子山(721m)から6つの里に分けました。
この地に開かれた天台宗寺院全体の総称が、六郷満山です。
【宇佐八幡宮】の庇護と影響の下で、神仏習合独特の寺院集団と信仰が形成されました。
現在、1300年の節目を迎えようとしています。
六郷満山に関係する、仁聞菩薩という人がいます。
大分県別府市の【観海寺温泉】を開いた人としても知られています。
温泉の開祖がお坊さんという場所は意外と多いです。
六郷満山の中心地ともいうべき両子山の中腹にあるのが【両子寺】です。
本記事では、【両子寺】を訪問した際の体験レポートをご紹介します。
大分県に旅行を検討している人はもちろん、県内在住の方も実際に【両子寺】を訪問している気分で読んでいただけたら幸いです。
六郷満山の1つ【両子寺】基本情報
最初に【両子寺】の基本情報をご紹介します。
国東市へのアクセスは、電車の路線がありません。
車かバスでの移動になります。
私は車で移動しました。
大分市内から移動の際には、国道10号線経由のアクセスになります。
山道が多いから、暖かい時期に走行する際には窓を開けたら虫のダイブに注意!
■電車・バス JR日豊本線杵築駅から安岐バス停まで乗車し、乗り換え後両子寺バス停へ |
・住所:大分県国東市安岐町両子1548
・TEL:0978-65-0253
・FAX:0978-65-0025
・拝観時間:8:30~16:30
・拝観料:300円(障碍者手帳提示で半額)
■【両子寺】Googleマップ
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拝観料を払い敷地内を散策
【両子寺】の駐車場から階段を上がると、受付があります。
こちらで、拝観料300円を払い入場します。
入ってすぐ周辺の雰囲気はお寺になります。
六郷満山は、神と仏が一緒になった神仏習合の地です。
【両子寺】もどこかに神社があるはずです。
入場してすぐは、神社らしき場所は見つかりませんでした。
両子寺の鐘楼は、見た感じ新しかったです。
名前が【令和の鐘】なので、どう考えてみてもつい最近できたものです。
石造りの不動明王もありました。
横にある小さな像は、コンガラ童子かセイタカ童子のどちらかです。
般若心経は聞く機会が多いお経です。
実家に帰ると、父が仏壇の前で毎朝唱えています。
私も高校時代に、写経をしたことがあります。
意味はませんでしたが、ココロが落ち着いたことだけは覚えています。
【両子寺】の絵馬は、縁結びや子宝の願いが込められています。
横にいるほうきをもった小坊主さんの像が、良い雰囲気を出しています。
【両子寺】で拝観していて思いました。
入口近くの石仏などは、比較的新しいものが多かったです。
釣鐘もそうですが、案外【令和】になって新しくしたのかもしれません。
【両子寺】の敷地内には、年季の入った建物もありました。
建物を見ながら進むと、奥の方へ続く道がありました。
どこへ続くのかわかりませんが、行ってみることにしました
【両子寺】の神社エリアへ!
歩く場所は意外とハード
【両子寺】のお寺エリアを抜けると、神社へと続く道になります。
一気に【両子寺】の敷地が、山の中の雰囲気になりました。
目の前には、上へと続く階段がありました。
入口には仁王像も見えます。
階段へと行く前に、石の橋がかかっていました。
鬼橋という名前です。
1枚岩でできており、六郷満山の鬼伝説にちなんでいます。
川にかかっている、1枚岩の鬼橋を渡ります。
実は六郷満山自体、鬼と密接に関わっています。
神と仏と鬼の郷が六郷満山です。
2018年には鬼朱印という期間限定の御朱印帳もありました。
阿吽の呼吸でもお馴染み、仁王様の石像がありました。
こちらは阿形の仁王像です。
対になっていますので、吽形の仁王様もあります。
阿吽2体の仁王像で、ここを守ってくれています。
上の方までずっと続く石段です。
地道に一段づつ登っていきます。
階段をしばらく登ると、少し年季の入った石の鳥居がありました。
先ほど稲荷神社はありましたが、ここからが本格的に神社エリアですね。
奥の方には階段も見えます。
お地蔵様が祀られていました。
先に進むため、ここでご挨拶をしておきます。
流れる水に気を取られていてはいけません。
神社の御手水の流れる場所が気にかかる人は、ほとんどいません(笑)
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