【両子寺】神社エリアの石階段!
目指すは奥の院
年季の入った鳥居をくぐると、狛犬さんが待っていてくれました。
いや…でもこの石段長くないですか?(笑)
全然余裕でしょ?
一応、か弱き乙女なのですが…。
………………。
嘘つけ!
長めの階段を登ると、森の中の遊歩道に出ました。
木の根っこがそのまま見えるなんて、ほとんど原生林ですね。
遊歩道を進むと、奥の方に建物が見えてきました。
【両子寺】の奥の院ですね。
近くまで行ってみることにしました。
しばらく歩くと山の中に突然、【両子寺】の奥の院が現れました。
建物の背後は完全に山の一部で、奥の院自体が森に囲まれている雰囲気です。
到着した奥の院を散策!
見晴らしの良い光景
【両子寺】奥の院に祀られているのは、十一面千手観音菩薩です。
建物内で、静かにたたずんでいらっしゃいました。
【両子寺】奥の院周辺は、木々が多く本当に山の中でびっくりしました。
全体的な造りは、京都の【清水寺】を思い出しました。
【両子寺】奥の院のすぐ側に、うす暗い空間がありました。
中で水が湧いているとのことでしたが、この日は見つけられませんでした。
【両子寺】七不思議という言葉が気になり、行ってみようかと思いました。
しかし、急な階段とチェーンのみでしたので登れませんでした。
昔、福岡県の【篠栗八十八ヶ所巡り】で、山道や坂道は慣れたって言ってたスーパーウーマンが断念するとは、かなり急な階段だったんだね。
実は…この日、温泉巡り用のムートンブーツでしたので、歩き辛かっただけなのです(笑)
コラッ!
奥の院から降りていくと、下へ向かう緩やかな道がありました。
しかし、坂道なので、靴はきちんとしたものを履きましょう。
【両子寺】の散策はまだ続く!
下山後に気づいたもの
【両子寺】奥の院へ、行きがけは登るのに精一杯で、帰りがけに気づいたことがいくつかありました。
最初に気になったのは、【両子寺】七不思議の1つしぐれもみじです。
しぐれもみじの下に行くと、晴れた日でもしずくが落ちてくるそうです。
そう考えると、温泉にからみがあるのかなと思いました。
どうしてそれが温泉に関連すると思うのですか?
あくまでも仮設ですが、温度が低めの温泉がジワ~とかすかな湯けむりを上げていた場合、それが紅葉に付着してしずくになる可能性があります。
ただ単に湿気が強いだけということも考えられますが。
次に気になったのは、祀られている道祖神です。
道祖神は外から来る魔や災いを防いでくれる神様です。
国東六郷満山は鬼に関する伝説もあります。
道祖神も鬼から守るために祀られたのかと、想像してみるのも面白いですよ。
3つ目に気になったのは、お寺エリアに戻った際にあった見ざる言わざる聞かざるの石像です。
後ろのカエルともども、可愛らしい表情をしてます。
4つ目に気になったのは、金田一京介先生の歌碑です。
言語学者としても知られている金田一京介先生は、【両子寺】に来られたことがあったのですね。
誰ですか?
金田一京介先生が名探偵だと思ったのは?(笑)
5つ目に気になったのは、お守りやお札を販売している場所が、唐破風造りの建物だったことです。
唐破風造りを見て気になったのは、ふっとあの温泉やこの温泉を思い出してしまったからです(笑)
来た時には気づかなかったことも、改めて見ると気づくのだと感じました。
視点を変えることは大切ですね。
【両子寺】の見た感じはお寺なのですが、おみくじがあるのは神社ですよね。
さすがに六郷満山は、神仏習合の地です。
そもそも【両子寺】ですから、神社じゃありませんよね。
鳥居は神社のものですから、お寺内の神社と言う感じでしょうか。
よくわかったようなわからないような神仏習合を体験し、私は【両子寺】を後にしました。
【両子寺】がある六郷満山は神仏習合の地!
知っておくと訪問が楽しくなる
いかがでしたか。
【両子寺】の訪問体験記事を書かせていただきました。
両子山の中腹にある【両子寺】は、六郷満山でも中心的な存在です。
六郷満山は、神仏習合の地としても知られています。
それを知っているだけでも、お寺と神社のコラボを見ながら、【両子寺】奥の院までの道を楽しむことができます。
もちろん、軽いウォーキングがてら歩くのも良いですが、せっかくですので予備知識もあると倍楽しめますよ。
それでは、「大分県の観光名所【両子寺】! 両子山中腹の六郷満山」の記事を読んでいただき、本当に有難うございました。
また、次回の記事でお会いしましょう。
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