疲れた時に、温泉施設を訪問してのんびりするのは良いですね。
私の場合、おんせん県の別名がある大分県に在住のため、温泉に困ることはありません。
しかも、別府八湯で知られる別府市ですので、少し歩いただけでリーズナブルな共同浴場に入浴できます。
最近では、あまりマナーについていう人も少なくなりましたが、共同浴場ではその場所独自のルールもあります。
では、一般的な温泉施設や温泉旅館ではどうでしょうか。
実はちゃんとしたマナーがあります。
意外と知らない人も多いので、本記事では温泉に関するマナーについて書かせていただきます。
温泉地を訪問した際に、ほんの少しでも思い出していただけたら幸いです。
湯舟に浸かる前には必ず体を洗う!
温泉のマナーとして、湯舟に浸かる前には体を洗います。
結構皆様、あたり前にやっていることも多いです。
もちろん、かけ湯のみでもOKです。
1回だけジャバっとかけるのではなく、足先からだんだんと上がるように数回に分けます。
その際、特に汚れている場所はしっかりとかけ湯を行います。
数回のかけ湯をすることで、温泉に体を慣らす効果も期待できます。
本来のかけ湯を、きちんと行うのは結構大変です。
かけ湯のみで入浴というところ以外は、カランで体を洗った方が簡単なこともあります。
要は何もせずに、いきなり湯舟にドボンはマナー違反ということです。
確かにあたり前のようにしていました。
きちんとマナーを守れてたのですね。
小さいお子様が、いきなり湯舟にドボンとすることが時々あります。
最近では、注意すると逆に怒られるのでしない人も多いですね。
マナーはきちんと守りましょう。
考えてみると、服を着ているとはいえ、汗をかいたりなんやらで汚れていますよね。
体を洗わない人は、自分が汚れていないと思っているのかもしれません。
私の場合、はしご湯で1日に10湯以上巡っていた時でも、訪問先で必ず体を洗っていました。
最低でも、かけ湯を忘れたことはありません。
湯舟では静かに温泉に入浴する!
体をきれいにした後は、湯舟に浸かります。
湯舟の中では、静かに入浴するのが基本です。
温泉は主に湯治目的で利用する人が多いです。
例えば、静かな開放的な環境で、のびのびと自然を堪能しながら温泉に入浴している時、大声でスーパーの安売りの話をされていたらどんな気分になりますか?
そうなの?
私も買いに行こうと思うのは、地元の人くらいですよね。
また、子供がふざけてはしゃいでいたり、周囲に迷惑をかけまくっていたら、のんびりできるものもできなくなりますよね。
ここはプールじゃないよと本来は保護者が注意しなきゃいけないのに、放置している人も多いです。
私も初めての温泉に行くと源泉に手を入れてみたり、味を確かめたりすることも多いですが、あくまでもこっそりとやっています。
こっそりすぎて、周囲の人が不審者を見る目になることもあります。
くれぐれも良い子はマネしないでください。
なんやかんや言いながら、私も友人と温泉に行くときは会話することもあります。
その際も、周囲に迷惑をかける大きさの声で話していないかなど気にかけるようにしています。
もしうるさかった時は、本当にごめんなさい。
入浴後は体をきちんと拭く!
温泉入浴後のマナーとして、体をきちんと拭きましょう。
温泉を堪能した後は、体を拭いてから脱衣所へ行きます。
温泉施設や温泉旅館の場合、マットを敷いていることもあります。
しかし、そこに行くまでにある程度の水分をタオルで拭いておくのが常識です。
間違っても、雫がしたたるほど濡れたままの体で、脱衣所へ行ってはいけません。
私自身、汗かきですので、きちんと拭いても脱衣所で水分が垂れることもありますし、拭きそこねがある場合も少なからずあります。
もし、脱衣所の床を濡らしてしまった時には、自分で拭き取るように心がけましょう。
自分だけが温泉に入浴したのではなく、来ている人みんなで利用しているという心構えが大切です。
普通の温泉施設や旅館では少ないですが、常連の中には「このカランは私専用」とばかりに道具を置いている人もいます。
これはマナー違反です。
カランは譲り合って使用するようにしましょう。
マナーを覚えて温泉に行こう!
いかがでしたか。
温泉入浴の基本中の基本的なマナーについて説明しました。
逆に言えば、これが最低限のマナーです。
温泉訪問を検討している人は、きちんと守ってくださいね。
大分県の別府八湯には、共同浴場という地元の方が利用する温泉があります。
気軽に入浴できるのは良いですが、独自のマナーがあり、他県の方が入浴しづらいこともあります。
こういうマナーは、少しづつ変わっていけば良いと思いますが、なかなか変わりませんね。
それでは、「温泉入浴のマナーは知ってる? 専門家が詳しく説明」の記事をここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。