温泉の泉質は酸性泉! 【雲仙よか湯】長崎県雲仙温泉の玄関口

やや白濁した酸性の硫酸塩泉

最近の傾向として、温泉の専門家というより旅行や車中泊の記事が多い気がするASUKAです。

気まぐれ旅行がメインなので、車中泊のからみで銭湯にすら行けないことも珍しくありません。

最近の旅行で行く場所が温泉地だけではないので、仕方ありません。
でも、1日の終わりには温泉でのんびりしたいですね。

そんな私が、長崎県を訪問した際に入浴したのが【雲仙よか湯】です。

【雲仙よか湯】には、以前電車とバスと徒歩で行ったことがあります。

本記事はHさんとともに訪問した、2度目の内容になります。

呼んだ?

【雲仙よか湯】は、雲仙温泉という街中に地獄がある温泉地にある日帰り入浴施設で宿泊も可能です。

そういうわけで、本記事では【雲仙よか湯】について書かせていただきます。

長崎県の雲仙温泉の旅行を検討されている方は、日帰り入浴はもちろん、宿泊施設の候補としてみてはいかがでしょうか。

参考にしていただけたら幸いです。

【雲仙よか湯】基本情報

外観はきれいで整っています。

最初に【雲仙よか湯】の基本情報について書かせていただきます。

宿泊費用などは、人数や日数により変わることがあります。

ご利用の際は事前の確認をお願いします。

また、Googleマップは目次から移動できるようにしていますので、地図が必要な際はご利用くださいね。

・住所:854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙380
・電話:0957-73-3482
・FAX:0957-73-2114
・営業時間:9:00~21:00
・定休日:無休
・料金:
大浴場
大人 450円
会員 350円
子供 230円

貸切家族湯(1部屋1時間)
貸切料 1100円
大人 550円
子供 230円

個室休憩
最初の1時間 1100円
以降の1時間 600円


・宿泊料金(1部屋・2名様)
デイリー(1日間) 7000円(税別)
ウィークリー(7日間)37000円(税別)
マンスリー(30日間)96000円(税別)

一人宿泊の場合は一泊4000円(税別)
上下水道・電気・ガス代・入浴料(特価)は実費


・公式サイト:http://www.unzen-yokayu.co.jp/
2020年10月現在の情報です。

【雲仙よか湯】googleマップ

【雲仙よか湯】の泉質酸性泉を体験!
数種類の湯舟に注がれる源泉

それでは入浴です。

【雲仙よか湯】を始めて訪問した際、硫黄泉だと思っていました。

薄いながらも白濁していますし、硫黄の香りもあります。

しかも、以前訪問してから数年が経過していたため、温泉成分分析書の内容をすっかり忘れていました。

【雲仙よか湯】の泉質を確認するため、再度訪問することにしました。

最初に体をきれいに洗うのがマナー

【雲仙よか湯】の泉質は、酸性の硫酸塩泉です。

実はカランのお湯も源泉です。

独特の感触がある源泉は、シャワーで浴びるだけでも温泉だと感じます。

独特な感触がある温泉なんですね。
行ってみたい!(笑)

【雲仙よか湯】の内湯

体をきれいに洗った後は、湯舟でのんびりと入浴します。

【雲仙よか湯】の湯舟は、内湯が1つと露天風呂が3つあります。

それぞれ温度が違いますが、どれも源泉かけ流しです。

露天風呂の1つ

実は初めて訪問した際、コンクリートのような匂いが漂っていました。

湯舟を補強した跡がありましたので、その匂いかと思っていました。

しかし、本記事の内容の時にも同じ匂いがしました。

つまり、カルシウムー硫酸塩泉の匂いだったということです。

露天風呂3つの中で真ん中にある湯舟

カルシウムー硫酸塩泉は、別名石膏泉とも呼ばれます。

石膏泉と言うのは旧泉質名ですね。
現在でも、新泉質名(カルシウムー硫酸塩泉)と一緒に記載している温泉成分分析書もあります。

水が流れているだけの場所もある

泉質内容について書くと、ややこしくなってきますので、ちょっと一息です。

露天風呂が3つある場所に、水が流れている場所がありました。

源泉が熱い時には、洗面器で汲んで調節できそうです。

私の場合は、頭から水をかぶってクールダウンしました。

なぜだろう。
笑顔でそんなことをしているASUKAちゃんの姿が見えたような…。

全く同感(笑)
良い子は真似しては…微妙に良いような悪いような。

一番奥にある露天風呂

【雲仙よか湯】の温泉が、白濁以外にやや緑がかって見えるのは、鉄分と結合して緑礬泉になったためだと考えられます。

難しいことはとりあえず置いておいて、温泉に入浴した際はゆっくりと湯舟に浸かって体を癒す効果を期待してくださいね。

ただし、硫黄成分や酸性成分の含まれた温泉は、湯あたりしやすい人もいます。

無理のない体調に合わせた入浴時間と、水分補給や休憩をしっかりとることをおすすめします。

【雲仙よか湯】泉質情報

・源泉名:雲仙よか湯
・泉質:酸性・含鉄・カルシウムー硫酸塩泉(低張性・酸性・高温泉)
・源泉温度:52.4℃(気温25℃)
・PH:2.3
・適応症:アトピー性皮膚炎・尋常乾癬・耐糖異常(糖尿病)・表皮化膿症・ きりきず・抹消神経障害・冷え性・うつ状態・皮膚乾燥症
・禁忌症:病気の活動期(熱のあるときなど)活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性病気の急性増悪期・皮膚粘膜の過敏な人・高齢者の皮膚乾燥症
参考資料:【雲仙よか湯】温泉成分分析書

【雲仙よか湯】の施設内をぶらぶら
建物内にはどんなものがある?

階段を降りると浴室

温泉の泉質説明だけでは、頭が痛くなってしまう人もいるかもしれませんね。

本章では【雲仙よか湯】の施設内情報について書かせていただきます。

お土産物屋がある

【雲仙よか湯】の建物内には、おみやげ物屋があります。

こちらは、どことなく昭和の香りがする商品が販売されています。

アイスクリームなども販売されていますので、湯上りに冷たいものを食べつつ物色してみてはいかがでしょうか。

私が見た中では個人的に、スーパーマーケットにあるカートのミニチュアが気になりました。

小さなお子様用の遊具

【雲仙よか湯】のベランダは、ちょっとした庭のようになっており、小さなお子様が遊べる遊具がありました。

可愛い置物などもあり、どことなくメルヘンティックです。

椅子の休憩場所

無料で休憩できる場所は2ヶ所あります。

1つが洋風の椅子があるスペースです。

お弁当などの持ち込みが可能です。

ランチがてら利用してみるのも良いですね。

和室の休憩室

もう1つの無料休憩室は、畳敷きの和室です。

どこか懐かしい雰囲気が漂ってきます。

温泉に入浴した後に、ラムネ瓶を片手にのんびりと外を眺めてみたくなります。

駐車場も完備されているので、車で訪問する方にもおすすめです。

長崎県のワイルドな温泉地を訪問しよう!

いかがでしたか。

【雲仙よか湯】について紹介させていただきました。

酸性の温泉は、火山を起源としているものが多いです。

【雲仙よか湯】の源泉は、自家源泉ですが近くの雲仙地獄からの影響を受けていることに間違いありません。

雲仙地獄は、湯けむりと大地の力を垣間見れる場所です。

観光スポットとして、散歩がてら訪問してみませんか。

それでは、「温泉の泉質は酸性泉! 【雲仙よか湯】長崎県雲仙温泉の玄関口」の記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

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